7月13日のすずかけ台での道場に、トヨタ自動車(株)製品企画本部 岩月健一主幹にお越しいただき、同社の製品開発の取り組み姿勢、新技術開発への取り組み、そして同社の全ての事業の根幹をなす「トヨタウェイ」等につき、約1時間にわたりご説明いただいたあと、AGL学生とディスカッションをさせていただきました。岩月さんは、本学機械制御 修士課程のご出身です。尚、今回は、「オープン道場」第2回ということで、人間力基礎受講者5名がjoinされました。
トヨタ自動車は、時価総額でわが国NO.1の企業であり、米国、欧州始め世界各国に営業拠点だけでなく工場も展開している「グローバル企業」ですが、「Made by 」という地名が入るのではなく「トヨタ製」でなければならない、そしてどうやって「トヨタ人」を育ているかが重要な課題であるとのお話がありました。また、新しい技術については貪欲に研究開発を推進するが、実際に製品への適用にあたっては、常に「心配」しながら行う、という、世界的に各方面に多大な影響力がでる企業ならではの慎重さと、top企業としての自負を感じました。また、同時に、技術力を常に担保し、ライバル企業との競争に打ち勝っていく重要性も指摘されていました。
岩月さん、学生からの数々の質問に丁寧にお答えいただきました。ありがとうございました。