皆川恵比寿法律事務所代表弁護士 皆川克正氏のアドバイスの元、グローバルリーダーに求められるリーガル&コンプライアンスの基礎知識の習得と、法的議論の進め方の習得を行います。全4回のシリーズで、そのうち2回を今2012年度後期に行なう予定です。全4回の概要は下記です。
第1回:リーガル&コンプライアンスの基礎知識
第2回:企業倫理・コンプライアンス
第3回:知的財産権の基礎知識・知的財産権を利用したビジネスモデル
第4回:模擬契約交渉
本日は、その第1回で、実際に裁判となった事例をベースに、議論・検討をすることにより。実社会における法律の果たす役割・機能の取得を目的としています。取り上げた判例は、平成15年3月に最高裁判決がでた、所謂「長良川事件報道訴訟」で、憲法が保証する「表現の自由」、「報道の自由」と、「名誉権・プライバシー権」とが、相反する場面で、どのように論旨をすすめ、判断をしていくか、学生の皆さんが、原告となった「推知報道の対象となった少年の代理人グループ」、被告となった「出版社グループ」、そして、事例全体を報告するとともに、両者の主張のうちどちらを認めるかを判断する「報告者グループ」に分かれて、議論を進めます。
始めに、皆川弁護士より、自己紹介のあと、「憲法とは」「人権とは」について、それぞれの体系を示した概略説明があり、法律には、絶対的な正解が存在しないが、法律の社会での役割について下記の説明がありました。
・私人間、国家と私人間の権利義務を定める
・紛争解決の際の判断基準を示す
・当該判断基準を前提とした私人間あるいは国家と私人間の契約上の合意形成を促す
第1回:リーガル&コンプライアンスの基礎知識
第2回:企業倫理・コンプライアンス
第3回:知的財産権の基礎知識・知的財産権を利用したビジネスモデル
第4回:模擬契約交渉
本日は、その第1回で、実際に裁判となった事例をベースに、議論・検討をすることにより。実社会における法律の果たす役割・機能の取得を目的としています。取り上げた判例は、平成15年3月に最高裁判決がでた、所謂「長良川事件報道訴訟」で、憲法が保証する「表現の自由」、「報道の自由」と、「名誉権・プライバシー権」とが、相反する場面で、どのように論旨をすすめ、判断をしていくか、学生の皆さんが、原告となった「推知報道の対象となった少年の代理人グループ」、被告となった「出版社グループ」、そして、事例全体を報告するとともに、両者の主張のうちどちらを認めるかを判断する「報告者グループ」に分かれて、議論を進めます。
始めに、皆川弁護士より、自己紹介のあと、「憲法とは」「人権とは」について、それぞれの体系を示した概略説明があり、法律には、絶対的な正解が存在しないが、法律の社会での役割について下記の説明がありました。
・私人間、国家と私人間の権利義務を定める
・紛争解決の際の判断基準を示す
・当該判断基準を前提とした私人間あるいは国家と私人間の契約上の合意形成を促す