2014.11.06
【平成26年度後期】松木道場概要
松木道場の概要
道場では、座学、グループワーク、および様々な合宿・研修を通じて、リーダーになる為に必要な、様々なことを経験し、身に着けていきます。
◇ 導入座学
松木道場では、道場主・師範代による座学の他に、産・学・官それぞれの社会で活躍するリーダーをお招きして、これまでどうやってピンチを乗り越えてきたか、その苦労とマインドを語って頂き、リーダーに必要な心構え、資質を肌で感じ、学びます。
少人数ならではの、他では絶対に聞けない秘話・エッセンスが凝縮しています。
《2013年度実績:全13講師 以下、一部紹介》
① 高山 博 氏
東京大学教授(西洋史学)。シチリアの研究で世界的権威である先生が、若き研究生時代、世界に認められるまでの苦労と努力のリアルな経験と、研究にかける情熱。
② 尚 捷 氏
上海出身。東京工業大学に留学。卒業後日本でBPO会社を創設。現在大連に1500人規模のBPO拠点を持つまでに成長させた。日中間にまたがる起業の歴史。
③ 田中 健一 氏
赤字体質の子会社に親会社から派遣され、3ヶ月で単月黒字を達成。1000億円の借入を1年で完済。お荷物を優良子会社に変身させた秘話。
④ 吉野 哲 氏
経営破綻した老舗足袋メーカーに経営陣として招聘され、3年間で見事に再生。スポンサーが当初のPEファンドから総合商社に代わっても継続的に経営の舵をとりつつ、短期的に信頼関係を醸成した。その秘訣とは?
⑤ 中尾 真人 氏
大量の製品・半製品在庫、受注から納品までの長いリードタイムを、生産方法の抜本的発想の転換により激減。誰もが信じなかった生産方法を短期間で導入するまでの戦い。
◇ グループワーク
松木道場のグループワークは、常に実践的です。
様々な座学・研修を用意し、外部プロフェッショナルの講師による座学と研修を通じ、様々なスキルを身に着けます。
・ プロジェクトマネジメント
・ 洞察力: 同じ事象から他人と異なる発想するスキル
・ 論理構築力: 洞察から得た仮説を論理的に説明するスキル
・ 検証力: 構築した論理を定量的・定性的に証明するスキル
・ 説得力: 検証した論理を意思決定者他関係者に簡潔明瞭に伝え説得できるスキル
《概要(2014年実績)》
課題:実際の企業に対し、学生「ならでは」の視点から新規事業を提案する。
期間:4~7月(16週間)
《主なスケジュール》
・ 04月04日(対象会社との)キックオフ
・ 05月18日 プレ中間発表
・ 06月01日 中間発表
・ 07月26日 最終発表
《グループ》
テーマ別に4グループ編成
《内容》
◎ グループ別に13回の個別打ち合わせ、内容の議論、スライドの書き方、プレゼンテーションなど
プロジェクトを通じ、洞察力/論理構築力/検証力/説得力/実現力などの能力の強化を図るとともに、プロジェクトマネジメントを学びます。
◎ 外部有識者インタビュー
新規事業提案を進める上では、外部有識者インタビューが欠かせません。
2014年はインタビュー全30件中16件で社長・創業者等のリーダーに直接話を伺いました。
《対象企業への発表の様子》
中間発表、最終発表では、対象企業に伺い、各グループの提案内容をプレゼンテーション。
副社長以下の皆様と、真剣な議論を行いました。
◇ 合宿・研修(2013・2014年度実績)
《目的》
・ 導入座学やグループワークで学んだ事の更なる理解
・ グローバルな視点、および豊かな経験、チームワーク
《合宿》
三浦合宿 2日間(座学・研修)
軽井沢合宿 2日間(座学)
戦略マネジメントゲーム研修 2日間
《研修》
プロジェクトマネジメント
仮説構築と定量分析
《海外研修》
インドネシア: (日本企業2社、現地大学2校、ASEAN、日本大使館を往訪)
大連: (BPO企業4社ヒアリング+植物工場視察)
ハーバード: (Negotiation and Leadership 参加(予定))
※ 何れも希望制、ハーバードは選抜あり
三浦合宿
インドネシア研修(バンドン大学)
大連研修(企業往訪)
研修:プロジェクトマネジメント
二日間にわたる座学と研修を通じ、プロジェクトマネジメントのフレームワークや、新規事業の生み出し方等を学びます。
研修:仮説構築と定量分析
座学と研修を通じ、効果的なプレゼンテーション資料の作成方法、分析手法などを学びます。
合宿:戦略マネジメントゲーム
多くの企業でも研修として取り上げられている、「戦略マネジメントゲーム」を通じて、経営戦略、会計の基礎等を学びます。